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大豆プロテインでしなやかな筋肉と肌を|女性ホルモンを味方にする方法

投稿日:2017/03/16 更新日:

大豆プロテインはダイエットに、健康に、美容に嬉しい効果がいっぱい。

今回は、

  • 大豆プロテインってどんな効果が期待出来るの?
  • プロテインの種類と、それぞれの違いは?
  • 大豆プロテインと女性ホルモンの関係って?

そんなあなたの疑問をズバっと解決しちゃいます。
話題のスーパーイソフラボン「エクオール」についてもご紹介!

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目次

プロテインのすすめ

プロテイン

プロテインとは

プロテイン(protein)は、日本語に訳すと「たんぱく質」のこと。

たんぱく質は、筋肉や骨、皮膚、血管を作る材料であり、新陳代謝のため絶えず消耗されていますから、不足しないよう毎日補充していく必要があります。
筋肉を鍛えたい場合はもちろん、筋肉量や代謝を落とさず健康的にシェイプアップするにも、たんぱく質の補給はとても大切です。

しかし、そのたんぱく質を食事だけで補おうとするとカロリーオーバーを招きかねません
その点、プロテインは脂肪分が低く、良質なたんぱく質を効率よく手軽に補給できます

筋力アップの必需品!

筋肉を大きくしたい人が、トレーニング後にグビッと飲んでるイメージの強いプロテイン。
実際、効率的に筋力アップするなら、トレーニング後のプロテインは欠かせません。
筋肉が大きくなるメカニズムは、

  1. 負荷の高い運動をすると、筋繊維に細かい傷が発生する。
  2. その傷を修復する際、以前より太く丈夫な筋繊維を作る。(超回復

そして筋繊維の修復に必要なのは、筋肉の材料であるたんぱく質。
トレーニング後のプロテインは、最も必要なタイミングで、手軽にたっぷりとたんぱく質を摂取出来る最高の食品と言えますね。

基礎代謝の維持に役立つ!

食事制限を中心としたダイエットをすると、必然的にたんぱく質の摂取量が減ってしまうため、筋肉量が減り、基礎代謝が下がってしまいます。
基礎代謝は、生命を維持するために必要な最小エネルギーのこと。じっとしていても自動的に消費されているエネルギーを指します。
基礎代謝における消費量が最も多いのが筋肉で、全体の約40%を筋肉で消費しています。
つまり筋肉がついていればついているほど、勝手にカロリーが消費されるという訳です。
プロテインを摂りながらダイエットを行うと、体に必要なたんぱく質が不足しないため、筋肉量を減らす心配がありません。
低脂肪・高たんぱくなプロテインは、ダイエットの強い味方なのです。

付加価値がついているプロテインも

商品によってはビタミンやミネラルなどの成分が含まれていたり、最近では女性向けのプロテインとしてコラーゲン配合のものなども販売されています。

大豆プロテインでは、「大豆ペプチド」を豊富に含む「大豆ペプチドプロテイン」というものもあります。普通の大豆プロテインに比べると少々お高いのですが、高い効果が期待出来ます。
後ほど詳しくご説明しますが、大豆ペプチドは脂肪代謝にも美肌にも効く栄養素。しかし、豆腐や納豆などの大豆製品にはほとんど含まれておらず、プロテインやサプリメントを利用しないと摂取するのは難しいのです。

コップ一杯で、様々な栄養素を手軽に摂取出来るプロテイン。
最近のプロテインは飲みやすいものが多く、ミルクティー味、ココア味、グレープフルーツ味など様々な種類が出ています。
好みや目的、予算に合わせて自分にぴったりのプロテインを見付けましょう。

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プロテインの種類

ポイント

プロテインには、動物性(牛乳たんぱく)の「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」と、植物性(大豆たんぱく)の「大豆プロテイン(ソイプロテイン)」があります。

それぞれの特徴

プロテインは、それぞれ特徴があり、その目的に応じて使い分けるとより効果的です。

種類 特徴
ホエイプロテイン
  • 原材料は牛乳(乳清)。
  • 運動によって失われやすいBCAA(分岐鎖アミノ酸)が豊富。
  • 非常に素早く吸収されるため、体内での利用効率に優れる。
  • 筋肉を大きくしたい人にオススメ
カゼインプロテイン
  • 原材料は牛乳。
  • 筋肉の分解を防ぐ、グルタミンというアミノ酸を多く含む。
  • 吸収が非常に緩やかで、長時間に亘りたんぱく質を補給できる。
  • たんぱく質を補いたい人にオススメ
大豆プロテイン
  • 原材料は大豆。
  • 抗酸化作用や、コレステロール値を下げる作用がある。
  • 基礎代謝の活性化、燃焼のサポ―トが期待出来る。
  • 満腹感が得やすく、分解・吸収に比較的時間がかかる。
  • カラダを引き締めたい人にオススメ

ダイエットには大豆プロテイン

ダイエットに大豆プロテインをオススメする理由。それは、大豆に脂肪の燃焼などをサポートしてくれるチカラがあるからです。
大豆に含まれる主要な栄養素の中で、ダイエットに有効なものとして、大豆ペプチド、大豆サポニン、レシチンなどがあります。
これらの栄養素には、ダイエット以外にも嬉しい効果が沢山あるんです。

大豆ペプチド

大豆ペプチドは、前述した通り大豆ペプチドプロテインやサプリメントにより摂取する事になります。
大豆ペプチドには色々な効果があります。

  • 基礎代謝の上昇
  • 脂肪燃焼の促進
  • 免疫力の上昇
  • 肝臓の働きを高める
  • 疲れにくくなる
  • 頭がすっきりして集中力が高まる

大豆ペプチドの一番の特徴は、吸収が早いという事。
その理由は、分子の大きさにあります。

ペプチド

  • アミノ酸 :単体(フリーフォーム)
  • ペプチド :アミノ酸が数個結合した小さな分子
  • たんぱく質:アミノ酸が沢山結合した大きな分子

図を見て頂くとわかるように、ペプチドはたんぱく質を分解したものです。
たんぱく質は、分子が大きくそのままでは吸収出来ません。胃や小腸などでアミノ酸に分解される事になります。
当然、最初からアミノ酸やペプチドを摂る方が、分解する手間が省ける分、たんぱく質より吸収が早くなります。

小腸にはアミノ酸を吸収するアミノ酸トランスポーター(運搬体)と、ペプチドをペプチド態のまま吸収するペプチドトランスポーターが存在します。
アミノ酸もペプチドも、トランスポーターが一回に運べる量は分子一個

それならば、アミノ酸単体を運ぶより、複数のアミノ酸分子を一度に運べるペプチドの方が効率良く吸収できるという訳です。

大豆サポニン

大豆サポニンは、大豆の胚軸に多く含まれる苦み・渋みの主成分です。
水と油の両方に溶ける性質があり、非常に高い抗酸化作用を持ちます。

  • 肥満防止
  • 過酸化脂質(がん、老化、動脈硬化の原因)増加の抑制・代謝
  • 肝機能障害の改善

といった健康効果が期待出来ます。

レシチン

レシチンは、細胞膜を作る重要な成分です。

若返りの栄養素」とも呼ばれ、お肌・内臓・脳・神経といったあらゆる細胞膜に働きかけます。

  • 脂肪の代謝を活性化する
  • 肝機能御を高める
  • 記憶力や学習効果を高める
  • 動脈硬化の予防
  • アルツハイマー・認知症の予防
  • 美肌効果

といった効果が期待出来ます。

大豆プロテインと女性ホルモンの関係は

凛とした女性

大豆に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンであるエストロゲンと同じ働きをする作用があります。(女性ホルモン様作用
これにより、女性ホルモンが欠乏して起こる血中コレステロール値の上昇、骨粗しょう症の予防に効果が期待出来ます。
もうひとつの女性ホルモンである「プロゲステロン」が引き起こすとされる、生理前の辛い症状(PMS)の予防にも役立ちます。

また、エストロゲンは「美肌ホルモン」とも呼ばれ強い抗酸化作用があります。イソフラボンもエストロゲンと同じく老化の原因となる活性酸素を取り除いてくれるので、お肌のハリつやがアップし、アンチエイジングの効果が期待出来ます。
もちろん、大豆プロテインにもイソフラボンは含有されていますから、女性には特にオススメです。

スーパーイソフラボン「エクオール」

日本人の2人に1人、欧米人の3人に1人に、イソフラボンの一種であるダイゼインを「エクオール」という物質に変化させる腸内細菌を持っている人がいます。
もしあなたがこの腸内細菌を持っていたら、それはとてもラッキーなこと!
スーパーイソフラボンとも呼ばれるエクオールを作れる人は、大豆の健康効果をより効率よく得る事が出来ます
また、エストロゲンの代わりにエクオールを補うと、更年期障害を改善させるともいわれています。

まとめ

引き締まったウエスト

大豆プロテインには、美容と健康に良い沢山の成分がつまっています。特に、女性ホルモン様作用が期待出来るのは大豆プロテインならでは。
プロテインの種類により特徴がありますから、ご自分の目的に合った商品を選びましょう。

最近のプロテインは、水(または牛乳)に溶けやすいものも多くなっていますが、大豆プロテインはやや溶けにくい傾向にあります。プロテインシェイカーがあるとすぐに混ざってとても便利なので、プロテインを飲む場合はひとつ用意すると良いですよ!

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